NO.206
第8章 近代国家の成立(2)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
8]
社会運動の発生
1
背景
イ
資本主義(工場制機械工業)の発達−D
[1 ]
労働者の増加
@
労働提供の代償として賃金を得る者
A
農村の次三男や女子(出稼ぎ型)
B
結果−労働条件の改善をめぐる新しい社会問題が発生
ロ
1900年−工場労働者38万8000人内繊維産業23万7000人(61%)→その88%が女子
ハ
女子労働者(下層農家の子女)−農村から出稼ぎに出た紡績・製糸工女の実態
@
欧米よりもはるかに低い賃金で厳しい労働条件→社会の注目
A
紡績業昼夜二交替の12時間、製糸業15〜18時間
B
休日は隔週1回、日給7〜25銭、米1升15銭、大卒初任給月50円
ニ
男子熟練労働者
@
1900年鉱山14万8461人、造船10万5000人、鉄道・通信6万人
石川島造船所−1897年11時間労働、日給30銭=今の1000円、休日は月2日
ホ
労働問題の発生(日清戦争後)
@
12才未満労働者−摂津紡績21%、大阪紡績10%
A
E飯場制度、E納屋制度、E監獄部屋、E納屋頭、E囚人労働
B
待遇改善や賃上げ要求(1897年ストライキ40件余)
2
経過
1877年
廃鉱同然の栃木県A
[2 ]
銅山(E精錬所)
@C
「3 」
(46才)に払下げ
A苛酷な囚人労働
1880年
A
[4 ]
川の水が青白色に変じる時、必ず魚の浮かびて流る→被害
1883年
足尾銅山の製銅額、6年前に比して10倍(洋式機械導入による)
1884年
E『興業意見』(政府の産業振興策)
1886年
甲府の雨宮生糸紡績工場で100人の女工が日本最初のストライキ
同
E矢島楫子、E矯風会設立(C廃娼運動などのE矯風運動)
1888年
D
[5 ]
事件(三菱経営の長崎港内炭鉱労働者の惨状が問題化)
1891年
A
「6 」
(改進党代議士)51才*A
[7 ]
問題を衆議院提訴
1893年
E出版法
1894年
天満紡績スト
1895年
E山室軍平、E救世軍創設(軍隊組織による伝道と社会事業)→E社会鍋
1896年
E三重紡績スト
[8 ]
(明治30)年
D
[9 ]
村の渡良瀬川氾濫
@農民数千人が上京し、直訴の計画
A官憲弾圧
同
D
[10 ]
会を*B
[11 ]
期成会と改称
@米国帰りのA
「12 」
30才とA
「13 」
39才ら
a.労働組合結成促進運動の母体として組織
b.雑誌D『労働世界』発行
A鉄工組合・日本鉄道矯正会結成
同
政府、鉱毒排除命令を出す→効果なし
同
E社会問題研究会(E中村八太郎)
[14 ]
(明治31)
*C
[15 ]
研究会結成
@米国から帰国したD
「16 」
40才・A
「17 」
28才・片山潜ら
A目的−社会主義運動
a.社会主義の立場から資本家階級に対抗
b.労働者の生活を擁護する運動を拡大
1898年
E活版印刷工懇話会→1899年E活版工組合
同
E日本鉄道機関ストライキ(賃上げ・解雇撤回を要求)
1899年
C横山源之助、A『日本之下層社会』刊行
同
E普選期成同盟会結成
正解数( )問/問題数(17)問=正解率( )%