(10)分業・協業・情報処理(忠臣蔵史料集を例に)
(01)デジタル化(ペーパーレス化)の意義
紙を使う企業とつぶれる

紙データとデジタルデータ
写真(1)
(1)@は、赤穂市発行の『忠臣蔵第三巻』の原本です。
(2)Aは、赤穂市発行の『忠臣蔵第三巻』を印刷した紙データです(無駄の見本です)。
(3)Bは、赤穂市発行の『忠臣蔵第三巻』をデジタル化して、保存したCDです。

紙データの問題点
(1)紙データは、紙資源を無駄使いするし、膨大な場所を必要とします。
(2)印刷する人や綴じる人の人件費、紙代などお金を浪費します。
(3)膨大なデータから必要な情報を瞬時に検索できません。
(4)必要な情報の一部を活用する場合、再入力して労力を消耗します。
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神崎与五郎の調査・発表━アナログデータの問題点←クリック
情報処理ダメ(紙辞書・電子辞書・電子書籍)/OK(CD辞書)←クリック

デジタルデータでもパソコンと互換性がない問題点
(1)デジタルデータでも電子辞書は、パソコンとが完成がないので、情報の交換が出来ない。
(2)最近流行している電子書籍はパソコンと互換性があるが、写真データなので、コピー&貼り付けとしての機能はありません。
情報処理ダメ(紙辞書・電子辞書・電子書籍)/OK(CD辞書)←クリック

デジタルデータの魅力・威力1(場所・人件費・紙代の節約)
(1)@の『忠臣蔵第三巻』は、1ページ(24行×2段×18列)864文字あります。
(2)@の『忠臣蔵第三巻』は、726ページあります。1ページ(864文字)×726ページ=62万7264文字になります。
(3)容量が1MB(メガバイト)の場合、漢字・カナが50万文字分保存できます。
(4)BCD1枚(700MB)で『忠臣蔵第三巻』350巻分保存できます。

デジタルデータの魅力・威力2(簡単な検索・再入力)
(1)忠臣蔵史料は2875ページあります。
(2)リンク機能を使えば、4回のクリックで、簡単に必要な情報を検索できます。
2875Pをリンク化して情報処理する←クリック

デジタルデータの魅力・威力3(便利なコピー・貼り付け機能)
(1)リンク機能を使い、必要な情報を検索・表示します。
(2)表示した情報の中から、さらに必要な文章をドラッグ→コピーします。
(3)新しいページに貼り付け、不必要な文字を削除したり、必要な文字を追加します。
便利なコピー・貼り付け機能←クリック

デジタルデータの魅力・威力4(リンク化された2875ページ)
(1)各ページを作成します。
(2)作成したページにボタンを付け、リンクを貼ります。
(3)大変な作業ですが、一度、リンク化すると、これほど便利なものはありません。
「リンク化された2875ページ」を実践してみよう←クリック