ごあいさつ |
第十三回は新人物往来社編
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「忠臣蔵」のホームページをアップしたのが 1996(平成8)年である。毎月14日に忠臣蔵 新聞などを掲載してきて今回で201号を数え る。お陰で色んな方からメールが届く。多い時 には30通になるときもある。少ないときでも毎 日1通はある。IT革命の恩恵を受けていると実 感している。 そんな中で、最近出版された忠臣蔵関係の 書物の傾向・特徴はどんなものかという問い合 わせもあった。私自身も把握したい気持ちもあ った。歴史読本が1956年に発売された。毎 年のように忠臣蔵関係の論文・読み物が掲載 されている。筆者があるものについて発表順に 何回かに分けて報告し、最後に半世紀の流れ を概観したいと思っている。 専門的には赤穂義士史料館を参照してく ださい。 |
昭和31年 | 7月号 | 1 | 有馬頼寧 | 忠臣蔵の犠牲者・吉良上野介 | |
12月号 | 1 | 宮本吉次 | 忠臣蔵の誤伝を暴く | ||
昭和32年 | 8月号 | 1 | 木下宗一 | 生きていた吉良上野介の首 | |
9月号 | 1 | 堀部忠彦 | 安兵衛・高田馬場決闘の虚実 | ||
昭和33年 | 1月号 | 1 | 宮本又次 | 天野屋利兵衛は嘘で御座る | |
1 | 村雨退二郎 | にせ赤穂義士外伝 | |||
2 | 宮本吉次 | 討入りを嫌った大石内蔵助 | |||
5月号 | 1 | 鈴木 勇 | 赤穂義士の討入り従軍記 | ||
7月号 | 2 | 鈴木 勇 | 安兵衛の手記・高田馬場の決闘 | ||
昭和34年 | 2月号 | 1 | 瀬戸内晴美 | おんな忠臣蔵(男に飼育された悲劇の美女) | |
7月号 | 1 | 内海定次郎 | 作られた赤穂浪士風流譚 | ||
12月号 | 1 | 大庭鉄太郎 | 赤穂義士・七十四人の脱落者 | ||
昭和36年 | 3月号 | 1 | 池波正太郎 | 台所に隠れていた吉良上野介 | |
9月号 | 2 | 池波正太郎 | 消防士浅野内匠頭の見参 | ||
昭和37年 | 9月号 | 1 | 山田克郎 | 吉良の賢夫人北の方花の自刃 | |
昭和38年 | 1月号 | 1 | 土師清二 | 赤穂浪士義挙の舞台裏 | |
昭和40年 | ◎ | 1月号 | 1 | 武蔵野次郎 | 死の演出者大石内蔵助 |
1 | 中村八郎 | 美談の外で浅野大学 | |||
1 | 神坂次郎 | 逆転の運命吉良上野介 | |||
1 | 永井路子 | その後の大石家 | |||
1 | 井筒調策 | 新・義士討入始末 | |||
1 | 手島復松 | 埋もれた吉良の忠臣 | |||
1 | 長田あきら | 忠臣蔵映画六○年 | |||
1 | 林 京平 | 赤穂事件と忠臣蔵 | |||
◎ | 12月号 | 1 | 童門冬二 | 雪の宝船ー帰化人義士 | |
1 | 八切止夫 | 内蔵助三代 | |||
1 | 穂積 驚 | 八十三人の脱盟者 | |||
1 | 江崎 惇 | 恐妻家上野介 | |||
1 | 鍋島直共 | もう一つの忠臣蔵 | |||
2 | 井筒調策 | 義士その後の新事実 | |||
1 | 田村栄太郎 | 復讐の論理 | |||
1 | 佐佐木杜太郎 | 義士史料を探る目について | |||
1 | 小山武州 | 赤穂浪士の介錯人 | |||
◎印は特集(昭和39年NHK大河ドラマ赤穂浪士)/作者の左の数字は登場回数 |