(29)1月「七草粥」 | ||
七草粥 黒豆 白菜漬 蒲鉾 みかん | ||
「君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ」 光孝天皇 作 (55歳で即位するまでは不遇の時代を送られたという。その頃 家族のために摘まれたのでしょうか?) 今日は七草の日です。何故か百人一首の歌を思い浮かべました。 庭に出て「春の七草」ではありませんが、春菊や小松菜などを摘んでお粥を作りました。 話は変わりますが、冬休みには孫達が来ます。私は食事を用意して後は見守るだけ。 遊びで「ばあちゃんの家を作ってあげるので希望を言って」と 言うので 「居間1部屋と台所だけでいいよ」と 頼んでいました。 出来たというので見ると、何と亡夫の部屋も作っていて 仏壇まであり 明かりが点いているのを見て、涙ぐんでしまいました。夫は、優しい子に育った姿を見れば どんなに嬉しかっただろうか、と思うと・・・目が潤みます。これこそ夫と共有したかった事です。孫の成長の喜びが涙につながってしまいました。 |