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平成20(2008)年2月14日(第263号)

忠臣蔵新聞

ダイジェスト忠臣蔵(第3巻)

事件の背景(2)
*病弱説という伝聞
*鰹節賄賂説という伝聞

痞(つかえ)の浅野内匠頭を演ずる風間杜夫さん(TV映画より)
 元禄15(1702)年12月15日(東京発)
尋問不足により遺恨を究明できす
その結果、さまざまな伝聞・憶測の流布

病気説という伝聞・憶測
 病気であったと伝聞・憶測があります。
 確かに、痞(つかえ)という持病があり、医者の寺井玄渓からその薬を調合してもらっていたことは事実です。

鰹節賄賂説という伝聞・憶測
賄賂として贈った(?)鰹節(挿絵:寺田幸さん)
(2)次は、賄賂が少なかったという説です。
**院使接待役の伊達左京亮は、加賀絹数巻、黄金百枚、狩野探幽の双幅を贈ったとあります(熊田葦城『赤穂義士』)

**内匠頭は、「私と吉良上野介とは、同じ公務をつかさどっている。個人的な阿諛(お追従)はすべきでない」と言った(室鳩巣『赤穂義人録』)とか、鰹節を贈ったとかいわれています。
*解説:しかし、いずれも、伝聞です。
詳細は忠臣蔵新聞第40号を!!
詳しくは、「忠臣蔵新聞第40号」をご覧下さい
 イジメの本当の原因はわかりません。イジメについても、全て伝聞と憶測です。

参考資料
『忠臣蔵第一巻・第三巻』(赤穂市史編纂室)
『実証義士銘々伝』(大石神社)

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