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NO.047 第三章 貴族政治と国風文化 

凡例:[1    ](項目)「2    」(人名)『3   』(書籍名・作品名)

[3] 荘園と武士
1] 荘園の発達エピソード
背景
都−はなやかな摂関政治
地方の状況−大きく変化
@ 大名田堵−勢力を強化して開発→開発領主と呼ばれる(一定地域を支配)
A 国司と開発領主
a 国司−支配下の地域を再編成→郡や郷などの単位に分ける
b 国司−郡司・郷司をおいて徴税を請け負わせる
c 国司−郡司・郷司に開発領主を任命
d 開発領主−地位を利用して郡郷全体を自分の支配下におこうとする
e 国司−その動きを抑圧
f 開発領主−中央の権力者に郡郷を寄進→荘園化(権力者が領主)
B初期荘園−*D[1    ]系荘園(開墾した地・買収した地の総称)
成立(8〜9世紀)−A[2    ]法(743 年に出された土地私有を認めた法)
性格
@ [3    ]系(自力で開墾・経営した私有地)、E既墾地系(墾田を買収)
A 経営−付近の農民や浮浪人使用
B 荘園−E輸租田(税を納めなければならない田)
*A[4    ]系(国司の干渉を防ぐために、有力貴族に寄進された荘園)史料
成立−10世紀、11世紀半ばより一般化
性格
@ (D大名田堵) 名目的寄進        名目的寄進
*A[5    ]─────→有力貴族・寺社─────→皇族・摂関家等大貴族
   C荘官   ←───*A[6    ]←─────*A[7    ]
(領地の支配を推進)  (寄進を受けた荘園領主)   (さらに寄進を受けた上級の領主)
A 本所−領家・本家をとわず実質的支配権を有するもの。E権門勢家、E王臣家
B 荘官(荘園の管理者の総称)−D預所、C下司、E中司、D公文、E荘司、E地頭
C 職(職務にともなう権利)−E領家職、E預所職、E本家職、E下司職
D 荘園名−B裃田荘、D鹿子木荘、E上桂荘、E御厨(皇室・神社領)
荘園と名主(D荘民)史料
[8    ]
@ 田堵などの有力な農民に割り当てられた荘園内の耕地の大部分
A 荘園や国衙領に自己の名を付して所有権を明示した所有地
*A[9    ](かってのA[10    ](荘園の耕作に従う土地所有者)など
の有力農民で、名田の所有者)
@ E荘田(名田)の一部をB[11    ](隷属農民)に耕作させる
A 他の一部をB[12    ](小農民)に耕作させる
B 名主の領主への負担
a 公領で名を請負う田堵に対し国司が課した官物・臨時雑役の系統
b [13    ](米・絹などの納入)
c [14    ](糸・布・炭・野菜など手工業製品や特産物の納入)
d [15    ](労役を奉仕する)
C 名主職−名田に対する権利
D E供御人−天皇に供御を献納する者
E E寄人−公民・荘民で、公家・寺社にも依存関係を持つ者
F E治田−農民の自力開墾地
G 名主−荘内の農民の中心に成長
解答

正解数(   )問/問題数(15)問=正解率(    )%

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