NO.208
第8章 近代国家の成立(2)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
[5]
近代文化の発達
1]
明治の文化
1
特色
イ
近世以前のA
[1 ]
的文化+欧米のA
[2 ]
的文化→対立・競合→新文化
ロ
*B
[3 ]
文化(近代A
[4 ]
主義社会に相応しい新文化)
@
政府による新文化の建設→国家の政策の影響
A
教育の普及・交通・通信・出版の発達
ハ
科学的精神の重要性の認識高揚
2
近代的文化の皮相的模倣(急激な受容・発展)
ベルツの日記「『いや、何もかもすっかり野蛮なものでした』…固有の文化を…
軽視すれば、かえって外人たちのあいだで信望を博することには
なりません」(1876年10月25日)
2]
思想と信教
1
思想−背景
イ
A
[5 ]
開化(明治初年の文化)−西洋思想の導入・吸収→自由民権運動へ
ロ
明治10年代後半の朝鮮問題
@
民権論者の一部、*A
[6 ]
論に転換(民権伸張とともに国権の確立を主張)
A
国権論−独立国家として諸外国と対等関係を保ち、C国権(国家の権力)を拡
充し、さらに国力の充実発展をめざす思想
2
民権論と国権論−条約改正問題をめぐって複雑化
イ
D民権論−国民の権利(C民権)伸張・生活向上こそ国家と社会の基礎という思想
ロ
A国権論
@
B
[7 ]
主義(E平民的欧化主義。民権論の系統)
a
A
「8 」
35才・山路愛山23才・竹腰与三郎22才
b
*A
[9 ]
社設立(1886年)
・雑誌A
『10 』
発刊(1887年)、新聞
『国民新聞』
創刊(1890年)
・E
『将来の日本』
、E
『大日本膨張論』
、E
『新日本之青年』
c
主張
・政府の貴族的な欧化主義や保守的な国粋主義を排除し、平民(地方の実業家)
の力により近代化達成
・一般国民の生活向上と自由拡大の観点から欧化主義の必要を主張
A
*A
[11 ]
社設立(1888年)−A
『12 』
発行→E
『日本及日本人』
改称
a
C国粋主義(D国粋保存主義)を唱える思想的結社
b
A
「13 」
39才−E
『真善美日本人』
c
C
[14 」
36才−E
『日本風景論』
、E
『南洋事情』
d
E杉浦重剛−皇太子時代の昭和天皇に倫理学を進講
e
主張−西欧文化の無批判な模倣に反対し、日本固有の伝統の中に価値ある基準
(真・善・美)を求め、その基に国民国家を形成する
・民族文化尊重・国民の幸福の前提として国家の独立を重視
B
D
[15 ]
主義
a
A
「16 」
43才−新聞C
『17 』
創刊(1888年)
b
主張−国民の幸福の前提として、国家の独立・国民の統一が必要
ハ
日清戦争の勝利→思想界に大きな影響
@
A
[18 ]
主義(国家の利益は個人の利益より優先)−日露戦争以前の主流
A
政府の政策
a
加藤弘之・D井上哲次郎ら帝大教授中心(ドイツ流国家主義・社会有機体論)
b
日本を天皇を頂点とする一大家族と見なし、忠孝一致・忠君愛国を強調
B
A
「19 」
−開戦と同時に日本の対外膨脹主義を主張(大陸進出を肯定)
C
C
「20 」
a
1895年雑誌B
『21 』
を発刊
b
*B
[22 ]
主義(列強の帝国主義に対抗し、日本の大陸進出を肯定)
D
陸羯南
a
初期−帝国主義による中国分割を批判
b
ロシアとの衝突の危機接近→帝国主義を肯定
E
国家主義への抵抗−社会主義者と一部のキリスト教徒
a
キリスト教徒のA
「23 」
b
自由主義者のE大西祝−井上哲次郎らのE国家主義的倫理観を批判
正解数( )問/問題数(23)問=正解率( )%