NO.051
第三章 貴族政治と国風文化
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
2]
院政期の社会
1
院政の展開
イ
上皇の仏教崇拝
@
@出家−三上皇(A
「1 」
A
「2 」
A
「3 」
)、*A
[4 ]
(E太上法皇の略)となる
A
威勢にまかせて造寺・造塔・造仏
a
*C
[5 ]
寺建立(勝の字のつく6寺の総称)
b
C
[6 ]
寺(白河法皇の建立)、E尊勝寺、E円勝寺、E最勝寺、E成勝寺、E延勝寺
B
参詣−B
[7 ]
(熊野三山に詣でること)、E高野詣、蔵王権現詣
C
盛大な法会
D
結果−財政難、A
[8 ]
(自衛武装した大寺院の雑役の大衆)の横暴
ロ
政治の乱れ激化
@
上皇の浪費→E売位、E売官
a
A
[9 ]
(一定の財物を官に納め、官職をうけること)
b
B
[10 ]
(一定の財物を官に納め、官職を再任すること)
A
天皇の家臣と*B
[11 ]
(上皇の側近。富裕な受領、后妃、乳母一族)対立→
院近臣、上皇の力をかりて収益の豊かな国司任命を希望
2
社会の変質
イ
*A
[12 ]
制度(律令の俸禄制に代り、特定の皇族・貴族に対する恩典財源として、
ある一国の収入の大半を与え、国司の人選を許す制度)の拡大
@
背景−貴族の俸禄支給の有名無実化→貴族の経済的収益の確保のための制度
A
B
[13 ]
(知行主。E知行権=一国の行政・支配の実権を与えられた者)
a
子弟や近親者を国守に任命
b
[14 ]
(国司に代り現地国衙に赴任する役人)を派遣して行政・支配
c
収入の多くを自分が保有
B
結果−徴税請負人としての受領の地位の利権化
ロ
荘園以外の公領−A
[15 ]
(知行国主や国司が私領化した公領)化→
院政の基盤の一つ
ハ
荘園の変化
@
上皇への荘園集積→院政の基盤の一つ
a
D
[16 ]
領(鳥羽上皇が皇女八条女院璋子に伝えた荘園群。220 か所)→
大覚寺統が継承
b
D
[17 ]
領(後白河法皇が持仏堂の長講堂に寄進した荘園群。180 か所)→
持明院統が継承
A
一部の荘園の特権であったA
[18 ]
権の一般化(検田使の立入り拒否)
a
警察権の排除にまで拡大
b
荘園の独立化−分散していた土地の交換→まとめて荘園化
(1070〜1186年の間に大和国池田荘では荘田を1箇所に集中)
3
僧兵の横暴
イ
発生−大寺院はE堂衆(下級僧侶)と荘園農民を*A
[19 ]
として組織
ロ
国司と闘争
ハ
*A
[20 ]
(神木や神輿をおしたてて朝廷へおしかけ、訴訟を強要)
@
*B
[21 ]
(藤原氏の氏寺A
[22 ]
寺のこと)が
氏神C
[23 ]
神社の神木を奉じて上洛→摂関家でも手が出せず
A
*B
[24 ]
(比叡山A
[25 ]
寺のこと)がC
[26 ]
神社の神輿を奉じて上洛
B
国家鎮護を唱えていた大寺社の行動
a
古代国家−各種の私的な勢力に分裂
b
法によらず実力で争うという院政期の特色をよくあらわす
二
結果−
「天下三不如意」
@
貴族−神仏の威をおそれ無気力→大寺院の圧力に刃向かえず→武士の力に依存
A
武士−中央進出の機会
正解数( )問/問題数(26)問=正解率( )%