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NO.245 第9章 近代日本とアジア(2)

凡例:[1    ](項目)「2    」(人名)『3   』(書籍名・作品名)

2] 政党内閣の崩壊
背景−急進的な国家改造運動(1930年代)
元老・重臣・財閥・政党などの打倒
内外の危機(ロンドン軍縮問題、満蒙問題の切迫、農村の疲弊)の克服
青年将校や右翼の急進的な国家改造運動の活発化→
 軍部内閣による内外政策の転換
@ [1    ]主義(天皇中心の日本主義・国体思想などがファシズムと結合し
 独特の排外的・独善的形態を現出)
A [2    ]主義(政治・経済・教育などの組織を戦争のために準備し、戦争
 によって国の威力を示そうとする考え)
B [3    ](右翼国家社会主義者と青年将校が計画した改造のスロ−ガン)
C 永井荷風「政党政治の腐敗を一層…するものは…武断政治をおきて他に道なし」
経過エピソード
1881年 E頭山 満27才、D[4    ]社(超国家主義右翼団体)結成
1919年 「5    」37才・C「6   」34才、D[7   ]社結成
北、D『8    』(国家社会主義による国家改造論)執筆史料 史料
@天皇大権の発動によって3年間憲法を停止
A両院を解散し全国に戒厳令を布き、かくして国家改造に着手す
1927年 [9    ]会結成(憲政会、政友本党と合同。浜口雄幸58才)
1928年 「10    」43才、茨城の護国堂でE[11   ]団(1人1殺
 主義で政・財界の要人暗殺の右翼団体)結成
1929年 @27 A「12   」60才内閣成立(民政党総裁。外相弊原)
1930年 ロンドン条約をめぐり右翼青年23才、浜口首相を狙撃
桜会結成
@橋本欣五郎中佐・長 勇ら中心
Aク−デタによる軍部内閣の樹立を計画
1931年 3月 [13    ]事件未遂(ク−デタによる軍部内閣樹立計画)
@計画立案−桜会の中堅・青年の陸軍将校と大川ら右翼
A軍部政権の首班に擬せられた宇垣一成陸相が反対して中止
B以後、宇垣は陸軍中堅より排撃される
4月 浜口首相、総辞職→@28 A「14    」66才内閣成立(民政党)
9月 [15    ]事件(関東軍が満鉄を奉天郊外で爆破させた事件)
10月 [16    ]事件未遂
@E「17    」42才中佐を指導者とする陸軍青年将校の秘密結社
 E[18    ]会と民間右翼C「19    」46才とが提携
A陸軍青年将校らが政党内閣を倒し、軍政府を樹立しようとした事件
12月 不拡大方針の若槻内閣、満州事変の収拾に自信を失い総辞職
@29 A「20    」67才内閣成立(政友会。外相兼任)
1932年 2月 *A[21    ]事件エピソード
@前蔵相A「22    」70才を暗殺
A理由−金解禁の実施
3月 *A[23   ]事件
@三井財閥の幹部A「24    」75才を暗殺
A理由−金解禁によるドル買いで巨利を得る
5月 *A[25    ]事件
@海軍青年将校・農本主義者ら、A「26    」首相ら重臣を暗殺
A背景
 a.ゆきづまり−元老・財閥・政党等の支配層の無能と腐敗
 b.これらの打倒→軍中心の強力な内閣の樹立
B結果−政党内閣の崩壊
海軍大将@30 A「27    」75才挙国一致内閣成立(反政党内閣)
@政党内閣では青年将校を抑えきれないという陸軍の要求で、元老西
 園寺は妥協として海軍穏健派を推薦
A軍部支配は確立していないが、軍・それと結び付いた革新官僚・国
 家主義勢力(既成政党に反対し現状打破主張)の政治的発言力増大
1933年 [28    ]脱退
[29   ](昭和9)年 7月 汚職で斉藤内閣、総辞職
元老、穏健派を推薦→@31 A「30    ]内閣成立
10月 陸軍省、「31    」発行(陸軍、政治・経済関与を表明)史料
11月 E十一月事件(皇道派が企画したク−デタを統制派が摘発した事件)
解答

正解数(   )問/問題数(31)問=正解率(    )%

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