NO.036
第2章 律令国家の形成
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
5]
密教の流行
1
新仏教の誕生
イ
背景(桓武・嵯峨の政策)−僧侶の政治関与の弊害除去→遷都と僧侶・寺院の監督
ロ
結果−仏教界に新しい風潮
2
*A
「1 」
(767〜822年。伝教大師。近江で出生)
804年
渡唐(中国天台山で大乗戒を受ける)→法華経至上主義
805年
*A
[2 ]
開宗
@法華経の絶対平等の思想を中核に、禅・密を総合し日本天台教学を確立→
浄土教の源信、法然・親鸞、日蓮、道元もここに学ぶ
A比叡山乗止観院跡に*A
『3 』
寺建立
B『山家学生式』(大乗戒壇の創設)→南都の反対
820年
E『顕戒論』発表
@南都の戒壇の束縛をうけない大乗戒壇院設立主張
A南都から独立した新しい仏教修行の道を主唱
822年
嵯峨天皇、大乗戒壇院設立を勅許
3
*A
「4 」
(774〜835年。弘法大師。讃岐で出生)
798年
『三教指帰』(儒・道より仏の方が優れている)
804年
渡唐→青龍寺の恵果より*A
[5 ]
(大日如来の教え)を学ぶ
807年
*A
[6 ]
開宗
@大日経・金剛頂経は釈迦の悟りを表現した真実の言説
AE即身成仏
816年
高野山に*A
『7 』
寺建立
823年
嵯峨天皇、京都の*A
『8 』
寺(別名*A
『9 』
寺)下賜4.E顕密論争
@B
[10 ]
−釈迦(仏のこの世の姿)の教えを教典により学習→修行により悟る
A*A
[11 ]
a.秘密の呪法を通じて仏の世界の真理をとらえ、その力を現世に発揮する
b.A
[12 ]
(陀羅尼を唱えつつ仏力の加護を祈り、災難を除く儀式)
c.貴族の現世的欲望(栄達・災難よけ)の追及に一致
5
*B
「13 」
(794〜864 。慈覚大師)と*B
「14 」
(814〜891 。智証大師)
835年
円仁、中国五台山で密教を学ぶ→*E
[15 ]
派の祖
853年
円珍、天台山で天台・華厳を伝承(密教導入)→*E
[16 ]
派の祖
6
結果
イ
真言密教(*A
[17 ]
)
ロ
天台密教(*A
[18 ]
)
ハ
皇室・貴族−加持祈祷を現世利益をはかる仏教として歓迎→平安仏教の主流
7
仏教と在来信仰
イ
*A
[19 ]
(神々の信仰と仏教信仰との融合)−*C
[20 ]
寺建立
ロ
*E
「21 」
(山中修行を重視する天台・真言両宗と古来の山岳崇拝が結合)
@
山岳に入って修行・悟りを開く一派→日本古来の山岳信仰と神仏習合の混合
A
山伏に代表される山岳修行の実践的な信仰→大和大峰山を中心に中世は特に盛大
B
熊野三山−本宮熊野座神社、新宮速玉神社、那智神社
8
密教美術(加持祈祷のために神秘的な力強い姿の仏像)−如輪観音、不動明王
イ
建築(ふかい山地に建立、伽藍は地形に応じた自由な配置)
@
*B
『22 』
寺(女人高野)のB
『23 』
・B
『24 』
A
神社建築−大鳥造(大鳥神社)、流造(賀茂神社)、八幡造(宇佐神宮)、春日造
ロ
彫刻(密教の影響)
@
特徴−*B
[25 ]
造(一木で作る仏像)、D
[26 ]
式(衣のしわ表現)
A
作品−室生寺金堂のA
『27 』
像、同弥勒堂のC
『28 』
像、観心寺の
A
『29 』
像、C神護寺薬師如来像、D法華寺十一面観音像、
C元興寺薬師如来像、薬師寺僧形八幡神像
ハ
絵画(密教の影響)
@
曼荼羅(密教世界を独特の構図(壇の形式)で図示)→金剛・胎蔵のE両界曼荼羅
A
神護寺のB
『30 』
B
E三不動(園城寺のB
『31 』
(黄不動)、高野山赤不動、青蓮院青不動
正解数( )問/問題数(31)問=正解率( )%