NO.067
第四章 武家社会の形成
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
3]
社会の変化
1
経済の発展
イ
背景−13C末平安時代後期から形成された荘園と公領にもとづく社会体制の変動
ロ
農業技術の進歩
@
技術の改良
a
*A
[1 ]
(表作米・裏作麦)の普及−畿内・西日本一帯の先進地帯
b
肥料−B
[2 ]
(草葉を埋める)、C
[3 ]
(草木を焼く)
c
農具の普及−西日本でB
[4 ]
(水田耕作に牛を使用)、E代掻
A
副業
a
A
[5 ]
(荘民が領主へ納入する特産物・手工業品)として発達
b
商品−紙・染料・灯油原料(楮、藍、荏胡麻)。絹布・麻布を織り領主に納入
c
手工業者(鍛冶・鋳物師、紺屋)−村内に居住又は各地を遍歴して仕事に従事
ハ
商業(荘園の中心地や交通の要地、寺社の門前で商品や物資を売買)
@
*A
[6 ]
市(月に数回、一定の日に開かれた市)
a
*B
[7 ]
市(月に3回開かれる定期市)
b
B
[8 ]
市(備前国の荘園)−八日市、一日市、E奥山荘(七日市)
A
C
[9 ]
(商品を持ち歩いて売る商人。別名E振売)
B
D
[10 ]
(店頭に商品を置く棚をおいて販売する所)
a
京都、奈良、鎌倉
b
絹織物など高級品専門の手工業者や商人が集中
C
*A
[11 ]
a
天皇・貴族・大寺院の保護下に結成された商工業者の同業組合
b
保護者の権威によって販売や製造についての特権が認められる
二
遠隔地取引
@
*A
[12 ]
(荘園から徴収した年貢の保管・輸送にあたった者)の発生
a
淀川その他の河川や港などの交通の要地
b
商品の中継ぎと委託販売・運送業
A
*A
[13 ]
a
遠隔地間の取引・金銭の輸送、貸借の決済を手形をもってする制度
b
E割符・*E替銭の発行
B
*A
[14 ]
(凡下等の中から現れた金融機関としての高利貸業者)の出現
C
荘園年貢銭納−農民(現物納)、荘官・地頭−年貢米を銭にかえて荘園領主に納入
ホ
貨幣の流通・交換−日宋貿易により*A
[15 ]
(宋の銅銭)を多量に輸入
へ
庶民の相互金融−E頼母子(頼母子講)・E無尽
ト
土地売買証文
@
鎌倉初期 米60%、銭40%
A
鎌倉末期 米15%、銭85%
2
社会の変化
イ
農業の担い手
@
A
[16 ]
(名田の所有者)−領主や国司にA年貢A公事A夫役を納入
A
C
[17 ]
(荘園領主・名主から土地を借りてD
[18 ]
(耕作)する農民)
B
A
[19 ]
(名主の下で名主の直営地(D佃、E正作、D門田)を耕作)
ロ
農民自立
@
背景−生産力の上昇の著しい畿内や周辺地帯
A
作人(小農民)の名主化
B
下人・所従(名主隷属)の作人(小農民)化
ハ
農村支配の変化
@
背景−地頭などの武士側でも、彼等を独立させ、小農民として独自に農業を営ませ
て生産物を取り上げる体制を採用→強力な荘園支配の樹立化
a
C
[20 ]
方式(下人・所従を直接に使用する方式)を変更
b
C
[21 ]
方式(農民を自立させ生産物を収奪する方式)の育成
A
地頭・荘園領主の所領支配強化
二
支配への抵抗
@
地頭・荘園領主の圧迫・非法に対する農民の抵抗−集団逃亡の多発
A
*A
[22 ]
(荘園領主に反抗する地頭・名主)発生→領主・幕府、対策に苦慮
a
畿内やその周辺では荘園領主の力が強大
b
この地方で目だって成長してきた新興武士−武力にうったえて荘園領主に抵抗
正解数( )問/問題数(22)問=正解率( )%