NO.150
第7章 幕藩体制の動揺
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
5]
政治・社会思想の発達
1
背景
イ
幕藩体制の動揺と社会の変化
@
思想面での新たなる展開
A
封建制度を認める立場に立つ儒学者の間に、それを維持する方
向について意見対立
ロ
17世紀後半〜18世紀初
@
儒学者による封建制補強の思想
A
儒教的経世論
ハ
18世紀半
@
封建社会を批判し、改革する思想
A
人間平等・合理主義思想・富国論・ 開国論
2
儒教的E経世論(E経世済民論)
イ
17C末−*A
「1 」
(岡山の陽明学者)
@
C
『2 』
刊行
A
武士の帰農・参勤交代の緩和を主張し、幕政を批判する
ロ
18C初−*A
「3 」
@
B
『4 』
刊行
A
吉宗の諮問に答え、武士土着論を展開→都市膨張の弊害指適
ハ
*B
「5 」
(徂徠に師事)−C
『6 』
(武士の藩営専売力説)
3
人間平等論
イ
A司馬江漢
@
西欧の人権思想紹介
A
人権尊重の根底にある人間平等の思想
ロ
*A
「7 」
(八戸の医者)
@
身分制否定。農本主義。商工業の存在否定
A
B
『8 』
−身分制否定。万人耕食の自然世への復帰を主張
B
D
『9 』
−儒仏を批判し、君主なき平等社会を理念とする社会観を主張
ハ
平賀源内−封建社会への批判
4
合理主義
イ
懐徳堂
@
大坂の町人が出資して設立→幕府許可(1724年)
A
儒学中心に町人の実用的・文化的教養を高める
ロ
懐徳堂出身者
@
*B
「10 」
a
E
『11 」
(儒仏排斥)刊行
b
仏教は釈迦の説いたそのものではなく、後の思想発達史の中で成立したと論証
A
*A
「12 」
(豪商升屋の番頭)
a
B
『13 』
を刊行
b
儒仏国学を批判し、物価・貨幣制度を論じて自由経済政策を主張
c
地動説・無神論を主張
ハ
E三浦梅園−E
『玄語』
、E
『価原』
(物価論)。E条理学(自然界の法則)
5
富国論(封建社会の矛盾の打開論)
イ
*B
「14 」
(宮津藩の儒者)
@
売買の道は天理で、君臣関係も商売である→封建制の修正を主張
A
C
『15 」
a
商売をいやしめる武士の偏見を批判
b
藩専売の採用など徹底した重商主義を主張。E
『経済談』
ロ
*B
「16 」
(越後の人)
@
貿易振興による国富増進強調
A
C
『17 」
(航海・貿易の必要を人口論を併せ主張)
B
C
『18 」
(国内開発、貿易、海外経略など)
ハ
*A
「19 」
(出羽米沢の人)
@
積極的な海外経略論を展開
A
C
『20 』
(国家社会主義の傾向)
B
『宇内(うだい)混同秘策』
C
E
『経済要録』
(産業振興・官営商業・貿易展開を主張)
正解数( )問/問題数(20)問=正解率( )%