NO.198
第8章 近代国家の成立(2)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
3]
日露戦争
1
背景
イ
日英同盟後のロシアの南下(極東配置200 万の内20万人、軍艦51万tの内20万t)
ロ
開戦を予想し軍備拡張の日本−陸軍20万人、軍艦25万8000t
ハ
列強の中国分割に対する日本国内の世論
@
当初
a
帝国主義諸国の一員として中国分割に参加するべきだと主張するグル−プ
b
列強に抗議して清国の領土・主権を擁護すべきだと主張するグル−プ
A
ロシアの満州占領後
a
両グル−プとも憤激
b
日英同盟歓迎→対露開戦論に一本化
2
経過
1899年
C
[1 ]
債募集
@戦時特別税増税分3億2000万円は国民負担の限界
A臨時軍事費17億6000万円(歳入の7年分)の9割が外債と国債
B外債の7億円が英米債+内債6億円+増税分3億2000万円=約16億円
1900年
国民同盟会(近衛篤麿38才、神鞭知常53才、頭山満46才ら対露強硬)結成
1901年
@11 第一次A
[2 ]
55才内閣成立
@地租増徴による軍備増強→政友会反対
A妥協して公債発行
1902年
1月
A
[3 ]
(日英の軍事同盟)結成→露に満州撤兵を要求
4月
満州還付協定(露、清国に撤兵を約束)→韓国国境地帯に軍隊増強
8月
第7回総選挙(政友190,憲政本105,帝国党18)
1903年
3月
第8回総選挙(政友193,憲政本91, 帝国党18)
?
対露同志会(元国民同盟会)結成→強硬な主戦論を主張
6月
E戸水寛人らD
[4 ]
や朝日・毎日も、強硬な主戦論を主張
同
クリスチャンB
「5 」
43才、戦争は人を殺す罪悪と戦争否認
8月
桂、露と交渉継続(日本の提案−満州を日本の利益範囲外とする代わ
りに、韓国に置ける優位を認める)→露、否認
10月
万朝報で幸徳と社主黒岩涙香激論(戦争は悪。なぐられても黙るか)
同
秋水、堺利明34才・内村鑑三と万朝報(10万部発行)退社
11月
社会主義者A
「6 」
・A
「7 」
、
[8 ]
社設立
@B
『9 』
新聞発行(8000部)
A戦争反対を主張
1904年
2月
日露交渉決裂→御前会議、開戦を決定
同
ロシアに宣戦布告→*A
[10 ]
戦争のはじまり
同
ロシアの満州占領に反対するA
[11 ・ ]
2国、日本支持
3月
第9回総選挙(政友134,憲政本104,自由22)→議会、政府予算承認
8月
ロシア政府、C
[12 ]
艦隊(露の海軍)の日本派遣を決定
同
A
「13 」
27才、D
「14 」
をC
『15 』
に発表
[16 ]
(明治38)年
1月
C
[17 ]
占領(E乃木希典57才、露根拠地攻略)
同
D
[18 ]
事件(聖職者ガボンに率いられた民衆に近衛兵が発砲)
3月
B
[19 ]
占領(大山巌74才、今の瀋陽を攻略した戦争)
5月
*B
[20 ]
海戦(E東郷平八郎59才、露艦隊壊滅)→勝利
6月
E戦艦ポチョムキン号の反乱(ロシア国内の革命騒ぎ)
?
米大統領Theodore Roosevelt48才(露の満州占領を警戒)に和平依頼
@補給の限界−戦費・兵器・弾薬不足
A国民負担の限界
9月
5日
*A
[21 ]
条約調印
(日−A
「22 」
51才・高平小五
郎52才。露−C
「23 」
57才・ロ−ゼン)
@日本の韓国の指導権を承認
Aロシア経営する東清鉄道の長春以南(〜旅順口)と付属利権
B北緯50度以南の樺太と付属の諸島(全島要求は拒否される)
C関東州(旅順口・大連)の租借権
D沿海州・カムチャッカ半島の漁業権(E日露漁業協定)
E賠償金は拒否される(110万人動員、死傷者20万人)
同
*A
[24 ]
焼打ち事件(C講和反対国民大会)
@増税に耐え戦争を支えた国民が条約破棄・戦争継続を求めて警
官隊と衝突→国民大会、暴動化した事件
A軍隊出動→桂内閣退陣へ
正解数( )問/問題数(24)問=正解率( )%