NO.254
第9章 近代日本とアジア(2)
凡例:
[1 ](項目)
、
「2 」(人名)
、
『3 』(書籍名・作品名)
2-2〕
経済統制の強化(2)
2
経過(2)
1939(昭和14)年
1月
@35平沼騏一郎73才内閣成立
3月
賃金統制令公布(国家総動員法に基づき、業種別初任給公定の法)
4月
米穀配給統制令
7月
*国民徴用令公布
@基本法−国家総動員法
A内容−一般の国民を強制的に徴発し、軍需工場に動員
同
米、C
[1 ・ ]
条約(日米間の条約)廃棄を通告
8月
@36 阿部信行(陸軍大将)65才内閣成立
9月
興亜奉公日(毎月1日を戦意高揚の日と決定)設定
10月
*価格統制令(価格据置き。値上げ禁止。公定価格制実施)
@「ぜいたくは敵だ」のスロ−ガンの下に生活の切りつめを強要
AE国民服、Dもんぺ
B出征兵士の無事を祈り、E千人針をぬう姿が駅頭や街頭で見られる
12月
小作料の制限・生産者米価の優遇→地主の取分縮小
同
D
[2 ・ ]
の不足→食糧生産の低下→食糧難深刻
[3 ]
(昭和15)年
1月
@37 A
「4 」
61才内閣成立
同
日米通商条約廃棄の発効→資財の入手困難
5月
ナチスの
優生断種法
を見本に、
国民優生法
を公布しました。
同
D
[5 ]
の強制措置
@小作料の制限・生産者米価の優遇
A地主取り分減少
6月
D
[6 ・ ・ ]
の切符制
同
ドイツ軍、
パリに無血入城
7月
@38 A第二次
「7 」
50才内閣成立
同
七・七禁令(消費生活の統制)
同
米、石油の輸出を禁止
@実状−日本の必要とする軍需用資材
a.満州・中国占領地の「円ブロック」内だけでは不十分
b.米英とその勢力圏からの輸入に依存
A結果−陸軍内部の意見
a.資材確保のためにドイツに接近
b.南方進出
同
近衛内閣、B
[8 ]
構想(中国・東南アジアの欧米支配を排
除し日本を中心とする共存共栄の構想)発表→南方の石油・ゴム等の確保
A
[9 ]
策(仏印・蘭印の経済資源をめざす進出策)決定
8月
A
[10 ]
運動推進
@ナチスやファシスタを模した国民組織
A全国民を戦争協力のE総力戦体制に導入
9月
内務省、
部落会・町内会・隣保班・市町村常会整備要綱
を府県に通達
同
日本軍、
北部仏印
に進駐
同
ベルリンで、
日独伊三国同盟
に調印
10月
商工省は、
砂糖・マッチ配給統制規則
を公布し、
切符制を実施
[11 ]
(昭和16)年
3月
国民学校令
が勅令により公布され、小学校を国民学校と改称
同
改正治安維持法
を公布し、
予防拘禁制
を追加
4月
*B
[12 ]
配給通帳制度。米の配給制度
同
モスクワで、
日ソ中立条約
に調印
7月
@39第3
「13 」
内閣
が誕生
同
アメリカは、
在米日本資産を凍結
同
日本軍は、
南部仏印に進駐
8月
アメリカ、
日本に対する石油輸出を全て停止
10月
@40
「14 」
内閣
が誕生
12月
御前会議、
対米英蘭開戦を決定
同
日本の機動部隊は
ハワイの真珠湾を空襲
同
物資統制令
を勅令により公布
1942年
1月
塩の通帳制配給
が実施
2月
味噌醤油切符制配給・衣料に点数切符制を
が実施
5月
金属回収令
により
寺院の仏具・梵鐘などの供出
を命令
6月
ミッドウェー海戦
で、日本軍は空母4隻を失い、戦局が転換
1943年
2月
ガダルカナル島を撤退
3月
兵役法改正
が公布され、
朝鮮で徴兵制
を施行
6月
食糧増産応急対策要綱
を決定し、
休閑地に動員して雑穀を増産
同
工場就業時間制限令廃止
により、
婦女子・年少者の鉱山坑内作業が可能
同
本土防衛のため軍事訓練と勤労動員を徹底
9月
14〜25歳の女子を勤労挺身隊として動員
10月
学生・生徒の徴兵猶予が全面的に停止
11月
国民兵役を45歳まで延長
同
ルーズベルト
・
チャーチル
・
蒋介石
は、
カイロ宣言
に署名
1944年
2月
勤労動員のために義務教育の年限を満12歳に引下げ
3月
宝塚歌劇団は、この日限りで休演
同
女子挺身隊を職域・地域ごとに結成し、それへの強制加入
6月
アメリカ軍は、マリアナ群島の
サイパン島に上陸
同
児童の集団疎開
7月
@41
「15 」
内閣
が誕生
8月
小磯内閣は、閣議で、
国民総武装
を決定し、
竹槍訓練
を開始
11月
マリアナ基地のB29の70機が
東京を初空襲
1945年
2月
ルーズベルト・チャーチル・スターリンは、ヤルタ会談を開催
3月
B29
は、
東京を大空襲
同
B29
は、
大阪を大空襲
4月
@42
「16 」
内閣
が誕生
5月
ドイツ軍は、連合国に無条件降伏
同
トルーマン大統領は、日本に
無条件降伏を勧告
6月
最高戦争指導会議は、「本土決戦方針」を決定
同
師範女子部・第一高女らひめゆり部隊生徒49人が集団戦死
7月
トルーマン・チャーチル・スターリンは、対日
ポツダム宣言
を発表
8月
B29は、広島に
原子爆弾
を投下し、死者は20数万人
同
ソ連は、
日本に宣戦を布告
し、
北満州・朝鮮・樺太に進攻
同
B29は、長崎に
原子爆弾
を投下
同
無条件降伏・ポツダム宣言受諾
を発表し、
第2次世界大戦が終了
正解数( )問/問題数(16)問=正解率( )%